元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。
だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。
海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。
―第44回目のインタビューは、心理カウンセラー/ 秋田 まきさんのお話です。
【秋田まきさん オンライン情報】
・海外こころのヘルプデスク 24時
https://www.helpdesk24.net
・海外生活・国際恋愛カウンセリング
https://www.kaigaisoudan.com
・海外渡航歴 2回
(日本生まれ / 3歳 オランダへ引越。現地の幼稚園に通う/
小学1年 日本に帰国。公立小学校に通い、卒業。中学へ進学/
中学1年終わり、 オランダへ再度引越。インターナショナルスクールに通う/
日本帰国後、高校・大学へ進学。大学時代、仏(2年間)留学/
大学院へ進学、メキシコ留学の経験あり/
現在、メキシコ在住。心理カウンセラーとして活動中)
・1回目のオランダ生活は、感覚として鮮明に覚えている。
森の中にある幼稚園時代は、大事な想い出として残っている。適応に時間のかかり、オランダ語は4年かけても話し出さず、自分の世界を耽る子だったと聞いている。周りは心配したであろうが、本人はオランダ生活を十分に楽しんでいた。
・2回目のオランダ移動は、異なる視点から自分を見てくれる人に出逢えることに、ワクワクした。
日本での小学校生活は、集団行動が苦手な自分にとっては非常に疲れる空間だった。そんな日常から一転してオランダ行きを知った時は、心の避難場所として機能していた場所に戻れると喜んだ。オランダに戻ると、意外と知らないオランダがたくさんあることを思い知らされ、逆にショックだった。
・帰国後、同じ環境(中学校)に戻り、温かい毛布に包んでもらったように、ソフトランディングが出来た。
人種差別と社会不平等を痛烈に体感したオランダ生活とは一転して、日本の高校生活は優しさを感じた。一方、同時に生ぬるさも感じ、物足りなさ故に、高校生活は積極に活動したと振り返る。
・海外移動がもたらす影響は、計り知れないものだと感じている。
時限のある生活(海外生活)は、落ち着かない大変なものだったと振り返る。大きな引越に慣れすぎている自分を分析しても、それが如何に苦労を伴うものであったかと思う。家族と共に大きな波に揺れながら、大きすぎる抽象物(国家・文化など)とぶつかった経験は、現在に活きている。
と語られるまきさんは、その他にも、たくさんのエピソードを披
まきさんのTCK体験をお楽しみください。
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一般社団法人 育ちネット多文化CROSS
代表/ 初田美紀子
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