本日は【心のテーマ】最終回です。普遍的なテーマです。
自己主張する力は、根本的には家庭の中で養われてきています。人は欲求があるため、自分の気もちを伝えたい、受け止めてもらいたいという欲求は、とても自然なものです。
しかし、この欲求が受け止めてもらうどころか、相手を自分が滅ぼしてしまうパワーがあるという感覚を学習してしまうと、相手に主張することができません。つまり、自己主張力は未発達になります。相手が受け止めてくれる安心感がベースとなり、育てることができるのです。
心理学的には、欲求することに恐れをもった子どもたちは、感情の鈍麻を引き起こすと言われています。しかし、自然な欲求が通らない経験の蓄積は、「怒り」となって表出します。したがって、この「怒り」を逆に利用して、自己主張をする方法を、今から身に着けていけばいいのです。
怒りの感情を感じることは、非常に大事ですね。隠してしまう怒りの感情ですが、こうしてプラス作用させるための自分へのメッセージになり得ることが、このことからも理解できますね。
【ポイント】
★自己主張する力。欲求は自然と出てくるものです。この流れの中で、欲求が怒りや喜びの感情となって表出することを理解して、上手な主張に替えていきましょう。自己主張力はいまからでも成長できます。
「今日もいろんな氣もちにありがとう!」
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