本日は【心のテーマ】2回目です。普段の会話においても、
「わたしは共感する力が低いかもしれない」
「あの人は、男の人なのに共感力が高い」
などと使われます。
共感する力は、人間関係を築く上で大事な能力であると言われています。これは、誰もが否定できないお馴染みな内容ですね。しかし、ここでお伝えしたいのは共感は「同化」とは異なる点です。
「同化」とは、相手と自分の区別がつかないほど、相手に飲み込まれてしまうことを指します。感情が怖いと思っている方の多くは、相手の気もちと全く同一の氣もちになるべきだと思っているか、自分がなくなってしまうほど相手と一体化してしまう傾向にあります。
『共感』とは、自分自身のままで他人を認める行為です。共感力は大人になっても発達させることはできます。例えば、お子さんが泣いているときに、“何かをしようとしない。” “一緒に泣く。” といった行為で、共感する力を身につけることになります。具体的には、何をすべきかという手段を考えずにいられることです。同化でもない、そこにいるという感覚です。感覚と感情を一気に養うことができるエクササイズになります。
【ポイント】
★共感する力。それは、自分自身を認めることから始まります。なぜなら、自分自身にOKサインを出せて、初めて他者を認めることが厳密にはできるのです。同化する形で自分を落ち着けることは、共感することではありません。相手をきちんと共感するために、まずは自分を好きになりましょう。「今日もいろんな氣もちにありがとう!」
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