165.【TCK Home Interview】ゲスト89 守屋 唯さん

投稿者: | 2023年3月20日

元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。

だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

―第89回目のインタビューは、守屋 唯さんのお話です。

海外渡航歴 2
(米NY生まれ/ 1-1.5歳、日本で過ごす/
再び米・ニュージャージー州に戻り、現地校に進学する/
高1 慶応NY学院に進学。/

高校卒業後、日本に帰国。日本で大学進学。/
商社に勤務され外資系企業に転職されている。現在子育て奮闘中)


・少女時代、アメリカ現地の友人の話題より、日本の漫画&ドラマの方が面白いと感じていた。
英語に困らない子ども時代だったが、日本人という意識は確実に有していた。補習校での授業や、習い事であるピアノの先生が日本人だったこともあり、日本語はサブカルチャーの中で習得できていた。

・高校時代が一番楽しかった。
「私みたいな日本人がいるんだ!」と、日本に興味がある海外育ちの仲間に出逢えた。寮生活が開始され、何もかも新鮮で楽しかった。

・日本の大学進学を決め、本当の意味での日本生活にワクワクした。
日本の生活は、電車の乗り方から何もかも初めてだった。大学で出逢う友人たちは、自立している子たちが多く、とてもカッコイイと感じた。自分の選択で何処にでも行って遊ぶことが可能である日本は、COOLである。

・海外生活がもたらした影響は何ですか?
➡現在の自分が全てではない。嫌なことがあっても、別のオプションを想像する力が功を奏したと思う。現在でも、現状をフォーカスしすぎず、思い詰めない自分を創れていると思う。

と語られる唯さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。唯さんのTCK体験をお楽しみください。

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