150. TCK家族の絆- 親戚との強い絆を保つ

投稿者: | 2022年12月5日

本日は、タイ・バンコク在住のナビゲーター/芙美さんとお送りしています。
オープニングトークは「スクールカウンシルの立候補」です(^^♪

TCK家族の絆―親戚との強い絆を保つ

TCKのライフスタイルは、たえず変化していきます。そんな変化の多い生活でありながらも、母国の親戚との強い絆を保とう!というのが今回のお話です。

書籍では、TCKが「母国」に帰ったときには、喜んで現地の国を知る親戚にさまざまな話をすることが出来るのだ、とあります。TCKは、実際には母国の友人たちに、気兼ねなく、自由に自分のストーリーを語ることが出来ません。

しかしながら、自分のストーリーを話せることは、人間の首尾一貫性を養う大事な行為です。それをなかなか実現できないTCKの人生であることを考えると、せめて、親戚である大人たちが、TCKの子どもたちを受け入れる受け皿になれると自己受容が進みますね。

【参考図書】
デビット・C.ポロック&ルース=ヴァン・リーケン(2010).サードカルチャーキッズ
―多文化の間で生きる子どもたちー スリーエーネットワーク

TCK Podcast 【今週のポイント】

★TCK家族の絆-親戚との強い絆を保つ

コミニュティーに溶け込んでいる大人に受け居られることは、まさしく、TCKがそのコミニュティーに受け入れた安心感に繋がります。安心感は誰にとっても大事な感覚ですね。

「今日もTCKの氣もちにありがとう!」

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一般社団法人 育ちネット多文化CROSS
代表/ 初田美紀子

資格:公認心理師、臨床心理士
プロフィール
父親の海外赴任より幼少期(5-8歳)時代、米NYで育つ。アジア人意識を強く根づかせたNY生活より、大学では中国語専攻。中国安徽省短期留学。大卒後、自動車会社やコンサルタント会社に勤務。

産業カウンセリングに出逢い、臨床心理学に学ぶ。臨床心理学大学院修士課程修了。
行政機関で家族支援を経験して、現在は一般社団法人育ちネット多文化CROSSで主に家族支援、TCK(帰国生)サポートを手掛けている。精神科クリニックや大学学生相談室においても臨床活動継続中。3人娘の子育て奮闘中!www.crossactnet.com

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