【ACTアフターフォローグループ】実施報告(2021年1月)-東京日野市ー

投稿者: | 2021年1月14日

2020年度ACTアフターフォローアップグループ開催報告

第7回 テーマ『宇宙のお絵かき』

2021年1月12日(火)参加者11名の皆さんと
ファシリテーター:鶴丸芳子(助産師)で開催されました。

コロナウィルス感染状況に従い、2020年7月から延期されたアートワークショップ。
今回、無事に実施することが出来、安堵しています♡

テーマは「宇宙」。
このテーマに正解も不正解もありません。
自分の感覚に集中して、筆を使わずに手のひらを使って大きな模造紙に、自分自身の五感にも耳を傾ける時間となります。
自分の宇宙を表現するワークは、一人で絵を完成させるのではなく、グループで大きな作品を作り上げることに、このワークの真髄があります!
「仲間との境界線はどこだろう?」
「自分の行為は、越境ではないだろうか?」
「どのように、色をお互いに重ね合わせるのだろう?」

そんな現実的な問いに誰もがぶつかります。

実際の人間関係と大差ないワーク。
自分自身と向き合いながらも、普段の自分の他者とのかかわり方を感じざるを得ない内省する時間でもあります。

皆さんなら、どのように、進めますか?本日の取組をお楽しみくださいね♡

1.さあ、スタート。鶴丸ファシリテーターの宇宙トークです

2.2グループに分かれて、活動開始

3.集中力が増して、没頭していきます

 

4.完成です!振返りの時間です☆彡

宇宙のお絵描き|作品集

グループA 完成作品


グループB 完成作品

各パーツを拡大したものです。

参加者の声 ~抜粋~

【参加者Aさん】
・宇宙のお絵描きを通じて、それぞれの個性・完成が目に見える形でよくわかりました。自分以外の人の考えや気もち、とても素敵でした。

【参加者Bさん】
・先日、子どものイベントで同じような大きな紙に絵をを描くイベントに子どもが参加してきました。まさに、今日と同じ感じでした。その時の題材は、「みんなで川をかこう」というものでした。

子どもの気もちが分かったような気がします。はじめは、頭で考えてしまっていましたが、楽しくなってきた、自分の想像を超えたものができました。家でもやってみたいです!

【参加者Cさん】
・絵はあまりイメージなく、塗りながら作っていった感じです。こういう感覚は好きだなと思います。またやりたいです。

【参加者Dさん】
・自分のリミッターを外して(出来るだけ・・ですが・・)自由にお絵描きに取り組んで、無になることができた時間だった。何かしようとしているときは、「あーしなさい、こーしなさい」と言いがちだけど、それが主体性を奪うのかなと気づけて、難しいと思った。でも意識はしていきたい。

【参加者Eさん】
・朝、時間もぎりぎりになり、ふわふわとした感覚がありましたが、手を使って色を重ねていくうちに、なんだか落ち着いた感覚になって来たように感じます。他の人の境界線、混じわりたい気持ちを遠慮している、または相手も自分に氣を遣っているんだな、と感じる場面がありました。

道具を使わず、絵を描くことは、なかなかない機会です。同じとない絵が素敵だと感じています。

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ACT仲間にありがとう!

次回ACTフォローアップグループ開催のご案内:2021年2月2日(火)

日時: 2021年2月2日(火)9:30-11:30

持ち物:筆記用具、マスク着用、水分補給できるもの(任意)、楽しむ氣もち!

ファシリテーター:初田 美紀子(臨床心理士/2月担当)
サブファシリテーター
坂本 奈美(臨床心理士)

内容: 2020年度の振返り、ACTセッション8「代弁者」

◆参加者の皆さんへ◆

ACTフォローアップグループは、2017年より連続4年間、実施して参りました。
先月にご案内しておりますが、コロナ禍、且つ予算の関係上、今期で実施を修了することになりました。

2021年1月は無事に開催できましたが、2月の開催は緊急事態宣言により不透明です。
オンラインへの変更、または中止を余儀なくされる場合もあります。

開催決定通知は、別途、HPおよびメールにてご案内予定です。対面で開催できることを願っておりますが、皆さんも気をつけてお過ごしください。

自分の気もちを共有し合える仲間、また居場所である「ACTフォローアップグループ」をとても愛おしく感じています。ACT仲間にありがとう!

CROSS代表/ 初田 美紀子
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一般社団法人 育ちネット多文化CROSS