043.【TCK Home Interview】ゲスト㉔ 大川 佑 さん

投稿者: | 2020年11月16日

元帰国子女(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響や
Home感について語っていただくコーナーです。

だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。

元帰国子女の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

―第24回目のインタビューは、大川 佑さんのお話です。

海外渡航歴1回
(神戸生まれ/ 小学2-5年(7-11歳)スイス・チューリッヒ 日本人学校に通う /
小学5年-高校3年(11-18歳)英・ベルフォート 現地校に通う/
大学受験のために日本に帰国 /現在は、サッカーの仕事に従事 )

スイスの生活は、人間関係が濃密、且つ結束が強い村のようなコミュニティーに属した。
日本人学校に通うスイス生活。小中学校の全校生徒は、80人程度の社会でファミリー感があった。いまでも連絡が取れる親しい関係である。

イギリス生活では、友人と遊ぶことが何よりも現地に溶け込むことに効を奏した。
10代を形成した大事な時期と捉えている。ローカルな現地校とパブリックスクールと相反する2つの世界を知ることになり、イギリス社会の両側面を体験できたことが良かった。
サッカーに出逢い、寮生活で得た友人など、かけがえのない多くの糧を頂いたのはイギリスである。

海外生活で得られたポジティブな面は、数えればキリがない。
先ずは英語力が得られたこと、そして現地文化へ適応する能力を養えたと感じている。イギリスでは、芸術性や文化度の高い良いものに、多く触れさせてもらえたことも、糧になっていると思う。

・TCK(帰国子女)の皆さんには、「現在」を楽しむのが1番!とエールを贈りたい。
生活している現地での環境に馴染み、人間関係を創ることで、将来に繋がっていくと感じている。

と語られる大川さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。
大川さんのTCK体験をお楽しみください。

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