元帰国子女(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響や
Home感について語っていただくコーナーです。
だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。
海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。
元帰国子女の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。
―第21回目のインタビューは、図案師/ 古城 里紗 さんのお話です。
・海外渡航歴1回
(日本(盛岡) 生まれ/ 0歳-中3東京で育つ/ 高1-高3米ボストン 現地校に通う/
大学生活 米NYアートの道に進む/ 27歳日本に帰国 )
・TCKへの道は、高1で自分の身に訪れた。
当時は医者になる夢があったため、自分の中のアメリカ行きは、選択肢に全くなかった。反発心が非常に強かった。自分の中でも「黒歴史」として捉えている。
・高校で美術を選択したことにより、周りとのコミュニケーションが生まれた。
新しい環境に入っても、自分から馴染まなかったことが逆に効を奏したと振り返る。自分の好きなもの、興味がある対象に取り組むようになった。美術を選択し表現したものに対するレスポンスが返ってくることで、新しい言語を発見したように思う。
・大学はNYでアートの道へ進学し、一人暮らしを経験。
自分の好きな分野に没頭し、高校時代とは打って変わって充実した大学生活を送った。アートにおけるNY生活は刺激も大きく、卒業後もNYに残って仕事に従事した。
・27歳の時、表現者としてのPieceが足りないと感じ、日本に帰国を決める。
日本を知っていたはずなのに、実は日本をよく知らない自分を発見したときは、大きな驚きだった。オリジンをさらに知りたいとワクワク感が湧いた。日本に帰国すると、カルチャーショックは大きかった。ちょっとした違いを知る日々は、現在の肥やしになっている。
・海外移動(日本の外に出た経験)は、現在の仕事(図案師)として、活かされている。
日本の良さを内外問わず、伝えていく役割を感じている。移動は、自分の視点を拡げてくれたと思う。
と語られる古城さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披
古城さんのTCK体験をお楽しみください。
【図案師/ 古城 里紗さんオンライン情報】
HP http://risakojo.com/
【Programのご案内】TCKオンライン基礎講座
Zoomを利用した座学型:実体験エピソードを紹介しながら解説するTCK講座です。
TCKの特徴をさらに詳しくお話しています。
日時(2020年):
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一般社団法人 育ちネット多文化CROSS
代表/ 初田美紀子
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