元帰国子女(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)をお招きしてご自身の海外移動がもたらした影響・Home感について語っていただくコーナーです。
だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。
そして、海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、
ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。
社会場面では、なかなか語られなかった事柄、
語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。
元帰国子女の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。
― 第13回目のインタビューは、小林隆博 さん&横山亜美さん(親子)のお話です。
・娘/亜美さん 海外渡航歴1回
(日本生まれ/ 3-14歳 米ニュージャージ州 現地校に通う / 現在東京在住、メーカー勤務)
・父/隆博さん (1994年メーカー社員として米駐在/ 現在 キャリアコンサルタントとして活動中)
【亜美さん/ 子ども時代に感じていたこと】
・海外で生活することで、家族の団結力が強くなったと思う。親が自分のために闘ってくれていることを感じていた。例えば、自分の代弁者となって、相手に子どもの氣もちを伝えていてくれたことも知っていた。そうされることに、安心感を感じていた。
・海外生活は自分の人格形成の大部分を占めていると思う。良い経験となったと認識している。例えば、現在、仕事で英語のアイスブレイクが楽に出来ること。英語を感覚的に理解できていることを強みに感じている。
【隆博さん/親の立場で感じていたこと】
・2つのことを感じていたと振り返る。一つは、日本人が現地社会に受け入れられるために、親も頑張らなければならないと考えていた。二つ目には、2人の子ども対して、各々に育てかた、扱い方を変えないと十分に対応できないと思っていた。
・帰国子女は、良い意味で「ノリが良い」と思う。初対面の人に対しても、久しぶりに逢う人に対しても、関係性を創ることが得意だと思う。
【海外生活をされる方々(家族)へのメッセージ】
(亜美さん)
・HOMEと聴くと、大切な人がいるところ、想い出、懐かしい食べ物など全てを含めてHOME。家族の絆は海外にいることで強くなると考えるため、家族にとっても良い経験になると思う。
(隆博さん)
・親子の関係性、見守ってあげられる関係性があってこそのHOMEだと思う。HOMEという定義こそが、関係性の上で定義づけできるのだと感じる。
と語られる亜美さんと隆博さん親子は、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。
お二人のTCK海外生活体験をお楽しみください。
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代表/ 初田美紀子
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