【日野市 ACT講座 4日目】幼い子どもが暴力から学ぶものについて
「幼い子どもはどのようにして、暴力を学んでいくのでしょうか?」
4日目は暴力、そして、その影響力を理解します。また、親が出来ることをグループで考えていくのも、本日の醍醐味です。
本日は、6月の初回です。天候が荒れる日が多い数日間でしたが、参加者の皆さん(もしくはスタッフ)に”たくさんの晴れ女!”。曇り空から一転して、太陽の光が差し込む日となりました。
冒頭の写真は、ACT日野スタッフの皆さんのご紹介です。グループワークを安全に安心して実施するには、スタッフの連携が欠かせません。わたしの日本語とは思えない目で訴える要望にも、即対応してくださるスタッフの皆さん。スタッフ間のやりとりは、見事なまでの阿吽の呼吸で支えられています。手にしているのは、このセッションのワークで活躍する「紙人形ちゃん」です。
子ども時代の暴力が生涯にわたり影響を及ぼす可能性
Session4ではグループの力を利用して、参加者自身の体感・感情をフル動員して理解を深めていきます。
呼吸法も取り入れ、イメージする力を喚起します。安心・安全とはどのように感じられるものでしょうか。実際に紙人形ちゃんが登場するのは、この写真の直後ですね♬。自分の経験(糧)となるワークに興味のある方は、是非ACT講座を体感してほしいです。
本日の大きなワーク【紙人形のワーク】を実施した直後の皆さんの感想です(^^♪
「傷は消えないんだなと感じる。傷は残るけど、癒したあとはそれが却って強くなる氣がした。」
「悔しい。さっきのワークを今もう一度やってみたい。いまなら、もっと出来るように感じる!!」
「母親の言葉ばかり思い出されて不思議でした。現在の自分も母だけど、母親の言葉って、ずっと覚えているものなんですね。」
ファシリテーターの私は、この講座を愛してやみません。操作性が少なく、自主性を重んじています。それが理由なのか、相手を大事に想う氣もちが自然と喚起されていきます。プロセスが目に見えるようなグループワークに心酔してしまったようです。
人と人が共有する時間と空間の力に、毎回圧倒されていると言えば、言い当てられているのでしょうか?それでも実態を表現しきれてないと感じます。人が氣づきを得るプロセスは無限大に拡がっていると感じています。
本日も、力を見事に発揮された10名の皆さんでした。等身大の自分と、向き合える勇気、自分を表現する決意をした皆さんに感謝しています。ありがとう。
この講座のファシリテーターでいられることを素直に「幸せ」と感じられた2時間でした。この場をお借りして、感謝申し上げます。「今日もグループにありがとう!」
ACTファシリテーター
初田 美紀子