元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。
だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。
海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。
―第84回目のインタビューは、林 恵佳さんのお話です。
・海外渡航歴 2回
(日本・神奈川県生まれ/ 0-7歳 神奈川県で育つ/
小1- 中1 米ヒューストンで現地校に通う/
中1 日本に帰国。横浜にある国立中学に進学/
女子高校に進学するも、高2で仏・パリに引越。
インターナショナルスクールに通う/
日本の大学に編入。大学卒業後、日本で就職/
現在、夫の駐在により、タイ・バンコクで子育て奮闘中)
・アメリカの学校では英語が分からず、最初は夜も眠られないほどだった。
渡航後、半年ほどで英語が分かるようになったが、恥ずかしくて英語を話すことができなかった。2年目に自己紹介の時間が設けられ、自分なりに表現することが出来た。それを機に、お友達も増えたと記憶している。一番の思い出は、フラフープを使ったダンスチームの選抜メンバー入りしたことである。NFLの合間の時間に、ダンス出演したことが大事な経験となっている。
・日本帰国後、国立の中学に進学した。しっくりくる学校生活を送ることができ、とても楽しかった。
女子特有のグループ問題があったものの、模索しながら行動することで、友人に恵まれたと思う。また、先生のサポートも手厚かった。勉強は難しいながら、成績を上げていこうと頑張った時代だと思う。
・2回目のTCK海外生活は、2年間のフランス・パリで過ごした。勉強三昧の生活ではあった。
日本の高校生活を満喫していた頃、父親の仏転勤が決まった。母親が大学受験を心配して、帯同を薦められた。現在振返ると、家族一緒に生活できることを願っての母親の声がけだったかもしれないと感じる。
・海外生活がもたらした影響は何ですか?
➡英語を使える能力を培えたことが大きいと思う。これにより、人との出逢いがもたらされている。現在のタイ・バンコク生活においても、英語を使って人とのコミュニケーションがスムーズに取れている。また、創造性や個性の形成にも、大きな影響を与えてくれたと感じる。
と語られる恵佳さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披
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