140.【TCK Home Interview】ゲスト76 ジャーナリスト|志村 朋哉さん

投稿者: | 2022年9月26日

元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。

だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

―第76回目のインタビューは、ジャーナリスト/志村 朋哉さんのお話です。
【朋哉さん オンライン情報】
HP:      TomoyaShimura.com
YouTube:   Sho-Time Talk 日本一マニアックな野球解説


海外渡航歴 2回
(アメリカ生まれ/ 0歳(9ヶ月)で日本に引越/
0歳―小3 神奈川県(相模原市)で育つ/

小4-小5 アメリカ・ワシントン州に引越。現地校に通う/
帰国後、中学・高校・大学共に日本で進学/

アメリカの大学院を卒業後、現地新聞社に10年間勤務/
現在、独立し日米メディアへ出演・執筆・YouTube配信などマルチに活躍中)

・スポーツ好きで目立ちたがり屋の少年に、2回目の突然のアメリカ行きが決まった。
単純に“アメリカ行けるんだ!カッコいい~”と感じた。しかし、現地校に通うと、全く英語が分からない生活に戸惑い、心細かったことを強烈に覚えている。転校を偶然に経験することになったが、スポーツが得意だったお陰でアメリカの友人の輪の中に入ることが出来た。言語を必要としないスポーツは、大きな要になると思う。

・帰国が決まると嫌で仕方がなかった。アメリカの自由さ、友達との楽しい日々とのお別れが忍び難かった。
元々通っていた日本の小学校に戻るも、自分が変化したことに気付いた。自己主張をしてしまう自分は日本スタイルにアジャストする必要性があると感じた。中学生になると、自分を消さず、ある程度の自己表現ができるスタイルを見出したと思う。

・大学時代、交換留学生としてアメリカに渡った。大人になって見るアメリカに大きな衝撃を受けた。
日本の生活に慣れた頃、日本の潮流に呑まれてしまうという予感がしていた。アメリカ留学すると、アメリカのスケールの大きさに驚愕した。普通の大学生は、自分のキャリア計画を立て、具体的に実行するプランを実行して、様々なチャレンジをしていた。アメリカの大きさに焦燥感を感じながら、自分はアメリカでさらにチャンレジしたいと大学院を決めたと記憶している。そして、現在の自分があるのだと実感している。

・海外生活がもたらした影響は何ですか?
➡英語が出来る自信がついた。英語は世界中の人々とコミニュケーションが取れることから、自分の世界を拡げてくれたと思う。また、アメリカを好きになったことで、“生きやすさ”を感じられたとも思う。英語で話す自分は、周りに気遣いしすぎず、十分に自己表現できると思っている。英語のコミニュケーションスタイルが自分の適しているのだと思う。


と語られる朋哉さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。朋哉さんのTCK体験をお楽しみください。

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