元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。
だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。
海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。
―第61回目のインタビューは、星 美穂さん&美加さん 姉妹さんのお話です。
【星 美穂さん(姉) プロフィール】
・海外渡航歴 1回
(日本・新潟県生まれ / 神奈川県育ち
中学2-3年 8ヶ月間 米ミネソタ州・セントポール滞在。現地校に通う/
家族より早く、高校受験のために日本帰国。高校・大学は日本で進学(高1年、留学経験あり)/
現在、社会保険労務士代表。2児の母)
【星 美加さん(妹) プロフィール】
・海外渡航歴 1回
(日本・新潟県生まれ / 神奈川県育ち
小学5―6年 1年4ヶ月間 米ミネソタ州・セントポール滞在。現地校に通う/
家族が帰国後、単身ホームステイを体験。高校・大学は日本で進学/
33歳、文化庁省派遣でイタリア留学経験あり/現在、大学教員(油絵)。2児の母)
・仲良しのお友達がヨーロッパに引越をして、遊びに行ったことが海外移動の大きなきっかけとなった。
きらきらしていた友人がとても眩しく、海外の多くの友人と交流していることに憧れた。父親の仕事に転機が訪れ、自分たちも海外に行ける!あんな生活が出来るんだ!と胸を躍らせた。
・海外生活がもたらした影響について教えてください。
(美穂さん)
英語が話せない自分が悔しく、高校1年時に再度アメリカへ留学した。日本と異なる点を多く発見出来たことや、世界をもっと知りたいと思ったきっかけは海外生活の影響だと思う。現在の仕事にも繋がっていると感じる。
(美加さん)
日本の中学への適応が難しく、「居場所がない」「外に行きたい」と願う期間が長かった。日本人であることが嫌だ!と思うことすらあった。大人になり文化庁派遣制度により、イタリアで生活する機会を得た。以来、日本人である自分を意識して認めることができるようになったと思う。現在は、日本人アイデンディディーを育む必要性を感じている。
・TCKの姉妹について、お互いどう感じられていますか?
(美穂さん)
妹がいなかったら、自分は高校時代に留学はしていなかった。現在の仕事においても、これほど上手くは事が運んでいないと思う。
(美加さん)
天真爛漫な性格ではあるものの、姉が良き相談相手だった。友達のような存在で心の支えになっていたと思う。
と語られる美穂さん&美加さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披
姉妹お二人のTCK体験をお楽しみください。
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一般社団法人 育ちネット多文化CROSS
代表/ 初田美紀子
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