105.【TCK Home Interview】ゲスト55 料理研究家/ 木本 尚子さん

投稿者: | 2022年1月24日

元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。

だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。

海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。

―第55回目のインタビューは、料理研究家/ 木本 尚子さんのお話です。


【オンライン情報】
子連れママのパン教室
http://www.shuwaiya.com


海外渡航歴 1回
(日本(千葉県)生まれ/小学3―6年 米フロリダの現地校に通う/
帰国後、私立中学高校に通い日本の大学に進学/
結婚後、サウジアラビアで4年間海外生活。現在2児の母として子育て奮闘中。)

・アメリカへの引越は避けられないものなんだと、9歳の自分は感じていた。
両親に呼び出され、アメリカ行きを告げられた。嫌な気持ちでいっぱいだったにもかかわらず、引越は避けらないものだとも感じ、一人トイレで泣いたことを覚えている。

・米現地校の生活にはすぐに溶け込めた。
日本で覚えていた九九(計算)が功を奏した。現地に馴染めた理由として覚えているのは、すぐに計算出来た自分は学校のヒーローのように扱われたことだった。フレンドリーに接してくれた現地の友人にも感謝している。

・帰国後は、アメリカに帰りたい!帰りたい!と心の中でずっと思っていた。
帰国子女がいる環境の中学校に進学したものの、上手くいかない現実が待っていた。人と合わない、馴染めない中高の6年間だったと振り返る。どのように馴染んでよいか分からなかった。

・海外生活がもたらした影響は何ですか?
➡自分の原点は海外生活の3年間だと思えること。英語を見つけさせてくれた、また海外生活の経験をさせてくれた両親に何よりも感謝している。どこでも生きていける強さと語学力があることが強みであり、本当に帰国子女で良かったな~と現在も感じている。

と語られる尚子さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披露してくださいました。
尚子さんのTCK体験をお楽しみください。

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