元帰国生(海外で幼少期・学童期を過ごした期間のある方=TCK)を
お招きしてご自身の海外移動がもたらした影響やHome感について語っていただくコーナーです。
だれでも、生まれてからずっと付き合っている自分自身。
海外移動が何を自分の人生にもたらしたのか、ゲストの皆さんが大人になったからこそ、見えて来たものがあるはずです。社会場面では、なかなか語られなかった事柄、語れなかった想いなど、掘り下げていきたいと思います。元帰国生の「HOME」を聴くことで、日本の将来の国際性も見えてくると期待しています。
―第64回目のインタビューは、横井 智子さんのお話です。
・海外渡航歴 2回
(日本生まれ/ 0-3歳 インドネシアで育つ/
3歳 – 小3年 日本の公立小学校に通う/
小4 – 中2年 マレーシア・クアラルンプール(日本人小学校、インターの中学校に通う)/
中2 日本(東京)公立中学に編入/高校・大学共に日本で進学/
Webデザイナーとして活躍されている。現在アメリカ在住。)
・2回目の移動=マレーシアへの引越は、あまり不安を感じなかった。
インドネシアの記憶は全く残っていない。小4で2回目の海外移動をした頃より、覚えている。公立の日本人学校を卒業した後、塾に行きたくない想いから、インターの中学校を選んだ。兄弟が通っていたことから、安心感があった。
・中2で日本帰国すると、想い描いた生活とは異なり衝撃を受けた。
帰国として見られることが「こんなにも苦しい」と感じた。友人から物珍しく扱われ、帰国生は英語が出来なくてはならないというプレッシャーを感じ、ギャップに苦しんでいたと振り返る。当時、姉に相談したことは救いだった。
・高校は帰国生が多い学校に進学した。自分を敢えて説明しなくても許されることが、とても居心地が良かった。
仲間が受け入れてくれる許容力の大きさに、とてつもない安心感を得たと思う。タイプの異なる人々、バックグランドも異なる中で、違和感なく過ごせた高校時代は、大事な時間だった。
・海外生活がもたらした影響は何ですか?
➡柔軟性を培ったと思う。「やってみよう!」考えても仕方ない、とりあえず動いてみよう、と実践できるようになったのは、海外生活から影響を受けていると思う。大人になった現在でも、自分の居場所を創るように意識している。とにかくやってみよう!と動くことで自分を楽しめている。
と語られる智子さんは、その他にも、たくさんのエピソードを披
智子さんのTCK体験をお楽しみください。
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一般社団法人 育ちネット多文化CROSS
代表/ 初田美紀子
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