097.【子育てミニ講座】子どもたちのSOS

投稿者: | 2019年3月25日

今回は子どもたちが出してくる、あれやこれの問題行動です。幼児期のSOSも大事ですが、学童期や思春期にテーマを置いてみることにします。

思春期の問題行動は、お母さんやお父さん、そして養育者の方々に対して「おめでとう」とお伝えしたい側面でもあります。祝福されてよい、表彰されてよい勲章かもしれません。子どもたちは危険な相手に対しては、問題行動を決して起こしません。子どもたちが相手に自分の違和感や矛盾点を訴えてきていること自体が、素晴らしい成長の証と言えます。

番組の中で、不登校についても言及しています。現実的に、中学時代に不登校が増えると言われています。これらを問題行動としてだけ見るのではなく、この行動が子どもたちのSOSと捉える直すことも大事です。さらには、子どもたちの行動が悪いと決めつけないとしても、他にも悪いもの探しをしないという考え方も必要です。症状は「何かの掛け違い」と思って、相手を信じてみる。大人たちも、掛け違いの絡まった毛糸を解くような気持ちで、身を置いてみましょう。

子どもたちにとっては、大人が対応してくれたことは、間違いなく記憶に残っています。人を信頼する力になるチャンスでもありますね。

【ポイント】
★子どもたちのSOS。それは、ママたちやパパたちの勲章です。自分を褒めてあげましょう。悩みをもてる子どもたちに育っています。成長しているその子の悩み、どっぷり聞いて一緒に涙してあげるところから始めましょう。こんなところにおいても、マイナス感情に浸る能力が試されますね。「今日もいろんな氣もちにありがとう!」